この乾燥地帯には世界でも有数の洞窟芸術が隠されています。約5千枚の動物、擬人像、幾何学模様が描かれたこの火山凝灰岩の断片は、紀元前500~1,300 の間にに彫られた可能性が高いと考えられています。
トロ・ムエルトは、マヘス河に程近いカスティーラ地方を統治していますが、この河から取れる比類なきエビは、「白い都市」の美食に欠かすことのできない材料です。
コンドル、狐、アルパカ、蛇、魚等の色々な動物が、幾何学図形や踊る人物像と入り混じっている様子は、何世紀も経た後でも、岩の上で良好な状態で保存されています。
この遺跡に対する最大の脅威は、その観光客であり、彼らは平気で岩を壊して、美しい彫像画を消してしまいます。現在、ガイドは単一の岩の上に152もの絵が描かれていると覚えています。
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