マチュ・ピチュ歴史保護地区
世界で最も重要な考古学上貴重な場所の一つと考えられているインカのマチュピチュは、多くの動植物が棲息するジャングルの奥地にあります。
マチュ・ピチュの野生の蘭の研究調査を目的とするプロジェクトが立ち上げられており、歴史保護区の中で遺伝物質を維持し、火災や自然災害の影響を受けた地での繁殖を行っています。これまでに、Oncidium koechliniana Collantesと Gerlach spを含む9つの新種が報告され、また当該地区には75種が新規登録されています。
保護区の蘭を観賞するために、さまざまな散策路を利用することができます。主要な散策路:
蘭インカ・トレイル(コリワイラチナから88km~95km、ビルカノタ川下流の左岸をたどる)これは蘭観賞という点では優れた散策路の一つとなっていますが、急流やオアシスからなるビルカノタ川の極上の光景を眺めることができます。河岸には、つるに覆われた楽園のような樹木や、香りたつ蘭や考古学遺跡が並んでいます。
ここでは歴史保護区の蘭のシンボルとなっているMasdevallia veitchianaなど30種類までの蘭を観賞することができます。散策路は、インカ・トレイルの高地を避けながらマチュ・ピチュへと続いています。世界不思議トレックは3日間続きます。
伝統的なインカ・トレイルでは、観光客は考古学遺跡を通過しながら高地草原から高地ジャングルまでいくつかのタイプの生態系の中を散策してゆきます。ワイヤバンバ区域で、観光客は数種の蘭を鑑賞することができます。これはインカ・トレイルでのものほど多様ではありませんが、これもまれに見る美しさです。観光客はOdontoglossum sp、Masdevallia veitchiana、Platystele oxyglosaおよびEpidendrum spなどの蘭を観賞することができます。 ウィニャ・ ウァイナでは、Epidendrum, ProsthecheaとTepogosを楽しむことができます。マチュ・ピチュのトレックは4~5日間続きます。
戻る